Friday, November 29, 2013

「残り4ホールのツメが…」遼、追撃ならず11位タイ




2012年04月29日17時31分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア優勝 I・J・ジャン -8
2 S・コンラン -6
白 佳和 -6
4 谷原 秀人 -4
P・マークセン -4
6 イ・キョンフン -3
S・K・ホ -3
久保谷 健一 -3
野仲 茂 -3
J・B・パク -3


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最終日はスコアを伸ばすことができなかった石川(撮影:米山聡明)








中日クラウンズ 最終日◇29日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,545ヤード・パー70)>

 国内男子ツアー「中日クラウンズ」の最終日。4打差を追ってトータル2アンダーからスタートした石川遼だったが、最後まで波に乗れずトータル2アンダーのままホールアウト。11位タイで4日間を終えた。

「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る

 石川は3番でボギーが先行したものの、7番パー3でバーディを奪い返し前半をイーブンパーで折り返すと、11番ではティショットをグリーン近くまで運びバーディを奪取。さらに、難関の14番では約10メートルのバーディパットをねじ込んで、伸び悩む上位グループに近づいて終盤を迎える。

 だが、「残り4ホールのツメが甘かった」。

 勝負どころの15番パー5ではティショットで左の林スレスレの最短ルートを狙っていったが、わずかに木に当たりラフへ。「2オンを狙っていきたいと思って狙ったら木に当たってしまった。流れ的にも打っていける流れだった思うので」と果敢に攻めた結果だったが、攻めの姿勢はスコアにつながらずこのホールボギー。これで追撃ムードが一気にしぼんだ。16番ではワンオン狙いのティショットを狙い通りグリーン周りのバンカーへ打ち込むも、1メートル弱のバーディパットを外してパー。17番パー3でもスコアを落とし、今年の和合は後味の悪い締めくくりとなった。

 この日は3日間ドライバーを使っていたホールでもレイアップを選択するなど、コースマネジメントにも気を使いながら最終日の和合を最後まで攻め続けた。しかし、安定したプレーは見せたものの追いかける立場として必要な猛チャージを引き出すことはできなかった。「過剰に反応しすぎてしまった。難しいところに外したくないとか、いろいろ難しいコースを経験してきているぶん反応してしまいましたね」。2年前はイケイケのゴルフでコースを征服したが、この2年間に多くの経験を積んできたことで、危険と隣り合わせの同じ攻めを選択することができなかった。

 しかし、国内ツアー3戦を終えて感触は上々だ。「こういうプレーを続けていくことが大事。もう一歩のところまで来ている」。今週使用したスコッティキャメロンのL字マレットにも好感触を得て「これで落ち着くと思う」と試行錯誤を続けたパッティングも、1つの方向が見えた。次戦のメジャー「日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯」へ向けて、さらに調子を上げていく。

【最終結果】
優勝:I・J・ジャン(-8)
2位T:スティーブン・コンラン(-6)
2位T:白佳和(-6)
4位T:谷原秀人(-4)
4位T:プラヤド・マークセン(-4)
6位T:イ・キャンフン(-3)
6位T:S・K・ホ(-3)
6位T:久保谷健一(-3)
6位T:野仲茂(-3)
6位T:J・B・パク(-3)
11位T:石川遼(-2)他7名

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